9月中旬の朝、休み明けのその日は気持ちに少しだけ余裕があったのか、普段は考え事であまり耳に入ってこない周囲の音、特にたくさんのセミの鳴き声に気づいた。
その鳴き声の主は「オーシンツクツク」と鳴くツクツクボウシと「ミーンミンミンミンミー」と鳴くミンミンゼミである。その割合は7対3くらいか?職場近くの森のあちらこちらから聞こえてくる、相当な数による大合唱である。
でもまだセミの繁殖の季節なのだろうか?ふとそう思った。なぜならこの辺りでよく見かけるアブラゼミの「ジー」はもう聞こえない。そうだよな、先月(8月)には繁殖を終え力尽きて地面にひっくり返った、アブラゼミばっかりを家の周りで結構見たっけ。
ツクツクボウシとミンミンゼミの大合唱を聞いて、地上で一度きりの夏を謳歌するセミたちから、名残り惜しい夏の終わりを感じた。
<イメージ> 森の木立で鳴くツクツクボウシとミンミンゼミ(生成画像)

そして仕事を終えて地元に戻ると、今度は神社の森からツクツクボウシだけの合唱が聞こえる。もう夕やみ迫る時間帯というのに。セミたちの夏はまだまだ終わらないのだろう。
そういえば、セミたちは7年もの間を土の中で過ごし、ついにふ化して成虫になり、一週間ほどの短い夏を生きるとむかし学校で習ったことを思い出す。
✔ということで、「夏の終わりのセミ」について、ちょっと調べてみた。そして分かったこと。
ツクツクボウシとミンミンゼミはだいたい7月から10月くらいに見られるようで、アブラゼミは少し早くて7月から9月くらいまでのようだ。なので先月にたくさんの一生を終えたアブラゼミを見たのは、自然なことだったようだ。
また夕方にミンミンゼミの鳴き声が聞こえなかったのは、午前中を中心に活動するからのようだ。逆にツクツクボウシは特に夕方に活動が活発になるようで、なるほどと納得する。
そしてセミは7年を土の中で暮らすというのは、セミの種類にもよるようだが、そうでもなさそう。日本で見られるセミは、おおむね1年から5年くらいらしく、下記参考の”いきふぉめ~しょん”に詳しい。
「参考1:環境省生物多様性センター、いきものログ、
ツクツクボウシ、https://ikilog.biodic.go.jp/Investigation?invReq=life&life_id=270&eventremarks_id=97、
ミンミンゼミ、https://ikilog.biodic.go.jp/Investigation?invReq=life&life_id=268&eventremarks_id=97、
アブラゼミ、https://ikilog.biodic.go.jp/Investigation?invReq=life&life_id=267&eventremarks_id=97、
2026/9/21閲覧」
「参考2:サンシャイン水族館、いきふぉめ~しょん、セミってどんな生き物?https://onlineshop.sunshinecity.jp/blog/post-4202/、2026/9/21閲覧」
そしてさらに気づいたこと。 セミはなんとカメムシ目に属するセミ科で、サナギの期間を経ずに成虫に変化するようだ。専門用語で「不完全変態」というようで、そんなことも調べていて分かった。
〈余談〉春夏秋冬、今は暦の上では二十四節気の秋分(しゅうぶん)。意味は、昼と夜の長さがほぼ同じ。(2026年は9月23日~10月7日までが秋分)
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