【自然の情景・群生する白いキノコ】

まだ残暑厳しい9月の上旬、それはいつもの通勤途中に、突然現れた。
短く手入れさた緑の芝生の横の道を、自転車で走っていたときだった。

あれっ、何か白いキノコが群生している!自転車だからスーッと通り過ぎるが、
ところどころに確かに生えている。まあまあ大きめのキノコが、2種類あるように見えた。

一つはドーム形の傘のもので、もう一つは平たく開いた傘のキノコ。
きっと毒キノコなんだろうな、その白い姿から自然にそう思った。

それから仕事休み明けの数日後、今度は自転車を止めてキノコを少し観察しようと考えた。
そう、確か100mくらいの範囲のところどころに、間違いなく群生していたあの白いキノコが、
なぜだか一つ残らず無くなっていた。そこは住宅街の公共の場所だった。

そうか、あれはやっぱり毒キノコだったんだろうな。
だから誰かがきっと安全のために、すべて除去したんだろうな。そう変に納得した。

<イメージ> これはオオシロカラカサタケ (生成画像)

ということで、「群生する白いキノコ」について、ちょっと調べてみた。そして分かったこと。

この白いキノコは「オオシロカラカサタケ」といい、公園の芝生や道路わきの草地などに発生。
もともと熱帯~亜熱帯性だが、地球温暖化の影響でこの辺りでも見られるようだ。

特徴は白い傘の表面にりん片(褐色のうろこ状のもの)があり、柄の上部にツバがある。
発生する時期は春から秋にかけてで、問題なのはやはり毒キノコであること。
誤って食べると嘔吐、頭痛、下痢などをおこす。ちょっと厄介なので特に子供には要注意。

「参考:東京都保健医療局、食品衛生の窓、オオシロカラカサタケ、https://www.hokeniryo1.metro.tokyo.lg.jp/shokuhin/kinoko/ooshiro.html、2026/9/12閲覧」

そしてさらに気づいたこと。そう、形の違いから2種類あるように見えたキノコは、実はドーム形の傘のものは成長過程であり、その後に平たく開いた傘状になる、そんなことも調べて分かった。

〈余談〉春夏秋冬、今は暦の上では二十四節気の白露(はくろ)。意味は、朝露がつき始める。
(2026年は9月7日~9月22日までが白露)

zuky

ずっと神奈川在住で、長く建築設備の設計に携わる
たまに遊びで弾くギター、コピーバンドの集まりは途切れ
そんな日常生活に疲弊し、日々何かを諦めている
一日26時間あったらなぁ、とたまに思うときがあり
それでも...新たな発見や追憶・美味に出会う幸せもある

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